世界で一番長生きしたわんちゃんの犬種とは?
あなたは、今一緒に暮らしているペットの寿命がだいたいどれくらいかご存知ですか?
犬と猫に限りますが、現在ペットの寿命は年々伸びてきています。愛するペットとより長く一緒に暮らしたいと思うのは、飼い主の共通の願いです。
そこで今回は、愛犬や愛猫が長生きするために飼い主ができることをご紹介したいと思います。
ペットの平均寿命とは?
まずはこちらをご覧ください。
【ペットの平均寿命一覧】
- 犬:14.85歳
- 猫:15.75歳
- うさぎ:6〜10歳
- ハムスター:2〜3歳
- フェレット:6〜8歳
上記は、あくまで平均になりますが、犬の平均寿命は10歳〜15歳くらいほどで、猫の平均寿命は15歳だと言われています。
犬であれば、犬種や大きさでも異なり、サイズの小さいほど平均寿命が長い傾向があり、猫も猫種によりますが、大きく分けて外に出るか出ないかによって、平均寿命は約2.2歳ほど差が開いています。
犬猫の15歳は人間でいうと76歳ぐらいにあたるため、高齢になるまで長生きしているといえるでしょう。ペットの平均寿命は、ペットフードの開発や環境の変化にともない、伸びてきているといわれています。
犬が番犬や猟犬として一緒に連れそっていた時代から、今では、家族の一員の立場になる時代。猫も、ネズミ捕りとして活躍していた時代から、大切な家族の一員として守られる時代になってきました。
最近では、動物に関する法制度も整えられ、ペットの命は「動物福祉」の考え方のもと、尊重されるようになってきています。
ペットの寿命を縮める飼い主のNG行動とは?
ペットの寿命が伸びてきているとはいえ、飼い主がNGな行動をとってしまうと、長生きできなくなってしまうかもしれません。ペットと長生きするために、してはいけない行動も知っておきましょう。
人間の食べ物を与える
以前書いた記事に食事に関して紹介したことがありますが、動物には、それぞれに適した食があります。人間だって食べたらお腹を壊す食べ物があるように、犬や猫にだってNGな食べ物があるのです。
昔は人間の食事をペットにあげていました。しかし、人間の食用として販売されている食べ物は、カロリーが高かったり、味が強かったり、添加物が含まれていたりしますよね。そのため、ペットの寿命は今より10年ほど短かったのです。
今ではペットの健康を第一に考えられたドッグフードやキャットフードが開発されたため、寿命が格段に伸びています。
健康管理を怠る
ペットの健康管理に無頓着すぎてしまうと、寿命を縮めてしまう可能性があります。
食事・運動・睡眠の基本的なことを意識するのはもちろん大切ですが、その他にも、「定期的な健康診断」や「予防接種」に気を配ることもとても大切です。日頃からペットの様子を気遣っていると、「今日は食欲がないな」「尿の色がおかしいかも」といったことに気づきやすくなります。ペットは会話ができませんから、自分の異変をうまく伝えられないこともあります。異変に気づくのが遅れて、対処が一歩遅かった…なんて事態は避けたいですよね。
こちらから積極的に調子を確認してあげていただけたらと思います。
外で飼っている
家の外で犬や猫を飼うのが一概にNGとはいえませんが、寿命を縮めてしまう可能性が高くなります。
家の外には、車やノミ、他の動物から感染症をもらうなど様々な危険が潜んでいます。また、気温や天候の変化を受けやすいため、身体的なストレスを感じるペットも少なくありません。
ストレスは寿命を縮める要因になりますから、飼い主の工夫によっておさえられるストレスは抑えておきたいところ。そして、外で飼っているとペットとの距離感が遠くなり、体調をすぐに確認できないデメリットも発生してしまいます。
長寿の秘訣は適切な食事と運動
昨今、ペットも人間と同じく生活水準の向上と医療の発達によって、平均寿命が伸びてきています。
愛するペットに長生きしてもらうための秘訣は、やはり「適切な食事」「運動」といった生活環境を整えることに加えて、「定期検診」を行なうことが非常に重要といわれています。人は自分で病院に行くことができますが、犬猫は自分で行くことはできません。
目に見えるような異常でない限り、早期に体の異常を見抜くのは難しいです。人間と同じように「健康診断を定期的に受けること」で、病気を未然に防ぎ、愛犬・愛猫の一生のうちの「健康な時間」を増やすことができると思います。
ギネス長寿記録の犬種とは?
気になるギネス長寿記録を持った犬種とは、、、
オーストラリアン・キャトル・ドッグという犬種だそうです。実に29歳5ヶ月、人間の年齢に換算すると158歳ほどとなります。
オーストラリアン・キャトル・ドッグは、1890年に名前の通りオーストラリアで誕生した犬種と言われており、牛の放牧を手伝う牧牛犬(牛追い犬)として誕生したそうです。同犬種の平均寿命は10〜14歳と言われており、このことを踏まえるとかなり長生きしたことがお分かりかと思います。
愛するペットとより長い間ともに生活するために、生活環境を整えることを意識して、幸せに生きられるよう過ごしてください。
昨今、ペットも寿命が伸びていますが、ペットも人間と同じで、歳を重ねるにつれ体力や免疫力が落ち病気に罹りやすくなったり、足腰が弱ってきます。それだけでなく、認知症や寝たきりになる可能性もあり、人と同様に介護が必要になることもあります。
現在は獣医領が発展したことにより、病気の早期発見や症状悪化を防ぐことができます。大切な家族が快適な高齢時代を過ごしていけるよう、飼い主としては様々な工夫をしてあげたいですね。
愛するペットとより長い間ともに生活するために、生活環境を整えることを意識して、幸せに生きられるよう過ごしてください。